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東京研修での雨宮処凛さんの講演

東京研修での雨宮処凛さんの講演に感銘を受け、彼女が語る生活困窮者のリアルな経験を通じて、今回の文章を執筆しました。

コロナでアルバイトがなくなり、公共料金と携帯電話の滞納が積み重なる中、昼は会社で夜はスナックでバイトというダブルワークで生計を立てていたが、

会社は廃業し、バイト先のスナックも休業で収入がゼロに。

これにより、生活が維持できなくなり、娘の高校の費用が払えない。

コンビニエンスストアのシフトがゼロになり生活できない。そのために家賃を2カ月滞納している。仕事を探しているが見つからず、夜の仕事に走るも、月10万円程度しか得られず、生活はますます厳しさを増やしてしています。

離婚し、現在は保育園で働いているが、借金も抱え、風俗のアルバイトもしてきたがコロナで収入が減り、やりくりができなくなっている。

このようなリアルで深刻な問題に直面する人々の声をまとめた本を今年出版した雨宮処凛さんの公演を通じて浮き彫りにされ、

彼女の公演を通じて、生きる人々の営みと苦悩が具体的に伝わり、社会全体で支え合い、解決策を見つける努力が求められていることを痛感しました。

皆さんは、『明日ご飯を食べられない』、そんな状況に陥ったことはありますか。

まさか仕事がなくなるなんて

まさか病気やけがで働けなくなるなんて

まさか事業が倒産するなんて

まさか離婚するなんて

まさか保育園に入れないなんて

この『まさか』は突然、誰にでも起こり得ることです。

実際に私も、2020年始まってすぐ、ちょうど『コロナ禍』と言われる時期に離婚しました。

1歳と4歳の子どもを抱え、育児中で職もなく、取り決めた養育費もが入るわけでもなく、正規職員でもなかった私は、1歳の子どもの預け先を探すことから、仕事を探す一連の試練がありました。

幸いなことに、私には母が近くに住んでおり、実家に住むことができましたが、コロナ禍で不安定な接客業に従事していた私は、トリプルワークを余儀なくされていました。

最初は個人事業を始め、それなりに軌道にのせることができましたが、緊急事態宣言が出るたび、公共施設が利用できなくなり、レッスンができなくなるため、3本柱の内2本は収入が途絶えたりしていました。

飲食業、フィットネス業の仲間たちも同じような思いを抱えていました。

コロナ禍で生活保護利用者はいったん増えたが、母子世帯は年々減っている。一部政府や一部報道による忌避感からだ。

その代わり、圧倒的に増えたのが『自殺』。

1日あたり57人の命が絶たれている。

リーマンショック以来の増加で、特に増えたのが女性と子どもの自殺。

背景には、女性不況と親の在宅ワークによる子どもの『逃げ場』がなくなったものとされている。

生活が苦しくなった人たちが勝手に悪いのだろうか。

『税金の無駄』という人もいるが、考えてみてほしい。

生まれて来てから誰1人にも迷惑かけずに生きてきただろうか?

いや、産まれた瞬間から、誰かの力を借りて生きてきた。

そもそもこの社会は、誰かの支えとつながりで成り立っている。

私は政策で変わると思っている。

ドイツでは生活困窮者が何人出るかを予測し、すぐに対応したという。

さらにアーティストは生命維持に不可欠とし、個人事業への大規模支援を約束した。

日本では感染対策に何兆円もの予算が使われた。

外出自粛による健康づくりのための場所が閉鎖

3年間マスクを着用し続けても増える陽性

大人は全国旅行支援

こどもはリモート修学旅行

弱者が我慢を強いられた。

そんなこんなを考えると、私は近くに母がいたから生活ができたけど、そうじゃない人の方が多くいる。私もさすがに妊婦の時は離婚に踏み切れなかった。生活が苦しくてカレーのルーだけ食べてた時期もある。

この制度について詳しく知っていたら、もしかしたら活用したかもしれない。

弱い立場にいる者たちが声をあげる、社会の一員と気付くことで社会が変わると思っています。

物価高騰により、「生活が苦しい」との声が私の元に多く届いています。

誰にでも起こり得る『まさか』に『手を差し伸べる』市であってほしいと思っています。

2023年9月21日、2023年9月22日一般質問では以下を質問します。

  • 生活が困難な方や自殺が増えているが、生活保護の申請方法や制度等について周知すべきと考えるが見解は。→回答待ち
  • 市の子どもたちの居場所を作ることや食事などを支援している子ども食堂(地域食堂)に市から助成はできないか。→回答待ち
  • 長期休暇中の子どもの食事の確保として学童や子ども食堂(地域食堂)に食事を提供すべきと考えるが市の見解は。→回答有り
  • 子ども食堂(地域食堂)のことを相談できる窓口を作ってはどうか。→子育て支援課で対応
  • 子ども食堂のことを市の広報やホームページ、SNSなどで紹介し、ボランティアを募集できないか。→冬までには対応
  • 物価高騰により生活が苦しい子育て世帯にお米券の配布はできないか。→回答有り

傍聴できるので聴きにきてください👂

日時2023年9月21日2023年9月22日
場所筑紫野市役所6階議場

ご相談はLINEより承っております。

6月議会一般質問内容

『🔍筑紫野市議会 会議録』

📕参考図書:

学校では教えてくれない生活保護 雨宮処凛著

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309617473/

ぼくらの地球の治し方 藤原ひろのぶ著

https://www.forestpub.co.jp/author/fujiwara_hironobu/book/R-0052

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