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したこともしなかったことも

ブッダの言葉で

『他人の過失を見るなかれ。他人のしなかったことを見るな。ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ。』

という言葉があります。

(参照:『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村元・訳/岩波文庫)

SNSの炎上や芸能人らの不祥事での炎上。

今や芸能人だけでなく、一般の人でさえも炎上することも珍しくありません。

どうしてこんなにも人は他者を攻撃せずにはいられないのでしょうか。他人の過失や気に食わないところを責めずにはいられないのでしょうか。

中傷を浴びた人間がどう思うかなどまったくお構いなしに、人を傷つける言葉を指のタッチひとつで匿名で送れてしまう。

日本には誹謗中傷によって自殺を選ぶ人や精神を病む人が大勢おり、その自殺数は年間2万人と感染症死と並ぶほどです。

これは有名人だけの問題だけではなく、私たち一人一人がそうなりかねない問題です。

そして若者が過失を恐れるあまり何もできなくなってしまうのはもったいないことです。

他者を悪とすることで満たされる心理とは

現状

満たされていない

不満、不安を抱えている

他人と比較してしまう心理

があるように感じます。

悪口や誹謗中傷を言うことで、相手をおとしめることができます。

それにより、劣等感を緩和しようという心理が働いてしまう。

悪口を言っているときはドーパミンが分泌されるので依存性があります。

悪口はストレス発散になると思いがちですが、実は脳の海馬という部分を傷つけ、寿命を縮め、認知症のリスクを通常の3倍にする可能性があります。

言葉は波動です。

以下は実験結果ですが

水を含むもので良い言葉と悪い言葉を投げかけて実験した結果、『ありがとう』などの良い言葉を投げかけたコップ一杯の水は、美味しい水で、よくない言葉を投げかけた水は美味しくなかったそう。

『ありがとう』などの感謝の言葉を花に向かって言い続けた結果、花は1週間たっても生き生きとし、逆に悪口を言うと、すぐに枯れてしまいました。

パンなどの食べ物でも同じ結果でした。

つまり人間は60%水分ですので、いい言葉をたくさん聞くと生き生きとするし、悪い言葉を聞くと疲れ果ててしまいます。

投げかけた言葉は、1番自分が聞いているので、性格は顔に出るという通り、悪口ばかり言うとどんどん老け顔の嫌な顔になっていきます。

したことは必ず自分に返ってきますし、しなかったことももちろん、今の結果です。

自分が今なすべきことは何かだけを考えていきましょう^o^Keep learing!

© 2023 春口あかね