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筑紫野市の魅力を引き出す地域ブランディングのすすめ
筑紫野市ってどこ?と聞かれるので、「太宰府市の隣です」と説明していますが、筑紫野市も豊かな自然と歴史に彩られた魅力あふれる地域です。
私は地域の価値を広く発信していきたいと考えています。「筑紫野」という名前の認知度をもっと高め、地域の価値を広く発信していきたいと考えています。今回はそのために欠かせない「地域ブランディング」についてご紹介します。
01 地域ブランディングとは?
地域ブランディングとは、その地域独自の食文化や風習などの魅力を発信し、地域の価値を高め、他の地域との差別化を図るマーケティング戦略の一つです。
自治体の取り組むプロモーション活動を通じて、地域ブランディングの推進方法やその課題についても紹介します。
Point
他とは違う特徴を明確に伝え、購買意欲を高めるための工夫や仕組みづくりが大切です。
02 なぜ地域ブランディングが必要なのか?
近年、人口減少や少子高齢化、物価高騰に追いつかない賃金、さらには担い手不足などの社会課題となっています。あるいは利便性(買い物のしやすさや子育て環境)などにより、これにより、地方から都会や海外への人材が流出する傾向が強まっています。地域が生き残るためには、他の地域との差別化が不可欠です。
Point
自治体間の競争も生まれますが、地域全体を底上げがとても大切です。
03 ブランディングによる効果は?
地域の魅力が広く伝わり、観光客が増加すれば、地域内に新しい仕事が生まれます。
その結果、都会に進学や就職した若者がUターンやIターンをするきっかけになり、地域が活性化し、住民の生活水準も向上していきます。
Point
農産物や衣類が東南アジアなどから安価に輸入されるようになり、地場の特産品が売れにくい現状が、地域の過疎化の一因とも言われています。こうした課題を克服するためにも、地域の魅力を積極的に発信していくことが大切です。
04 ブランディングに成功した自治体の例
1. 特産品ブランド化の成功例「鹿児島県三島村」
2. アートツーリズムを意識した「直島」
3. 農業をブランドに「京野菜」
4. B級グルメの代名詞に「富士宮やきそば」
5. 観光を蘇らせた「静岡県熱海市」
6. ゆるキャラの成功例「くまモン」
7. 伝統産業を世界へ「岡山ジーンズ」
8. 子育て支援の成功例「流山」
9. 子育てに優しい街「明石」
これらの成功例のように、筑紫野市も地域の魅力をさらに発信していきたいと考えています。
豊かな自然と歴史に育まれた筑紫野市の魅力を、一緒に高めていきましょう!