地球がもしもひとつのりんごだったら

活動履歴

2023/08/27

「もしも地球がひとつのリンゴだったら」っていう子ども向けの絵本があります。

「地球がもしもひとつのりんごだったら」を初めて読んでから3年が経ち、その間に得た経験や気づきを振り返ると、特に印象的だったのは「お金」のページでした。当時、シングルになったばかりで、世界の縮図として描かれたお金の分配の図に触れ、誰よりも稼ぎたいという強い意欲が湧きました。

その後、「金持ち父さん貧乏父さん」を読をよみ、仕事においてはミーティングが当たり前で、テレビとか一切見ずに、化粧している時と移動中はビジネス動画を流す習慣を持ち、女性経営者を集めて講演会を主催するなど自己啓発に励んできました。

しかし、その中で出会ったさまざまな人たちとの対話や経験から、りんごが１つしかない中での資源や富の分配の課題についての理解が深まりました。

誰かのりんごが多くなると誰かのりんごは少なくなる。限りのあるりんごを奪い合ってりんごはあと少ししかないのにりんごよりもお金の価値の方が重くなってないかな。

今、私は限りのあるりんごを奪い合うよりも、協力し合い、分かち合うことで社会をより豊かにできると考えています。便利になり、お金も増えたけれども、それが本当に満足感や充実感に繋がっているのか、時間や心の豊かさに焦点を当てるようになりました。

本当に大事なものを見失わないように生きていきたい。

参考図書：

「もしも地球がひとつのリンゴだったら」

デビッド・J・スミス文／スティーブ・アダムス絵／千葉茂樹訳https://www.komineshoten.co.jp/search/info.php?isbn=9784338282062

「金持ち父さん貧乏父さん-アメリカの気持ちが教えてくれるお金の哲学」

ロバート・キヨサキ著

「ぼくらの地球の治し方」
藤原ひろのぶ著

「買い物は投票なんだ」
藤原ひろのぶ著
https://www.forestpub.co.jp/author/hou/book/R-0046