活動履歴

文教福祉常任委員会

文教福祉常任委員会
文教福祉常任委員会(令和8年3月6日)
1 開催概要
日時:令和8年3月6日
会場:第1委員会室
委員:7名
審査議案:11件
報告:7件
陳情・請願:2件
調査:2件
所管課
こども政策課
学校教育課
文化財課
生活福祉課
高齢者支援課
健康推進課
保護課
午前は主に議案審査、午後は議案審査の続きと所管事務報告・調査、陳情審査が行われた。
2 審査議案
議案第7号
筑紫野市保育所設置条例の一部改正
1 概要
国の制度改正に伴い、
乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)を公立保育所で実施するため条例改正を行う。
制度内容
対象
保育所等に通っていない生後6か月〜2歳児
利用時間
月10時間まで
施行
令和8年4月1日
2 主な質疑
(1)保育士確保について
委員
保育士不足の中で体制は確保できるのか
執行部
昨年度から保育士募集を実施
4月採用予定者もおり
必要な体制は確保できる見込み
(2)待機児童問題について
委員
待機児童の状況
人員不足なのか定員不足なのか
必要なら予算増額も検討すべき
執行部
待機児童は重要課題
保育士確保策
・就労支援金
・修学資金返済支援
公立保育所の給与改善を実施
※詳細は予算審査で議論予定
3 採決
全員一致で可決
議案第8号
家庭的保育事業等の基準条例改正
1 概要
保育人材確保を目的として以下を追加
地域限定保育士
みなし保育士
地域限定保育士
特定地域で保育士として勤務可能
3年勤務後に全国資格へ移行可能
2 主な質疑
(1)保育の質の担保
委員
通常の保育士資格と同等の質を担保できるのか
執行部
筆記試験は通常の保育士試験と同様
実技は講習で代替
一定の質は担保される
(2)虐待防止・人権教育
委員
児童虐待防止研修の実施はどうするのか
執行部
保育所勤務後の研修
市主催の人権研修
性暴力防止法関連研修
で対応
3 採決
全員一致で可決
議案第9号
特定乳児等通園支援事業条例制定
1 概要
「こども誰でも通園制度」の
事業運営基準を定める条例。
対象
保育所等に通っていない
生後6か月〜2歳児
利用料
約300円/時間
生活保護世帯:無料
住民税非課税世帯:100円
2 利用枠
公立保育所3か所で開始
利用枠
0歳 8人
1歳 8人
2歳 8人
合計24人
3 主な質疑
(1)利用方法
利用手順
1 自治体へ申請
2 施設で面談
3 予約
4 利用
(2)職員配置
利用がない時間でも
面談
利用調整
書類作成
保護者相談
などの業務を行う。
4 採決
全員一致で可決
議案第10号
特別職給与条例等改正
1 概要
筑紫地区5市共同の
障害支援区分審査会
について
令和8〜9年度
筑紫野市が庶務担当となるため条例改正。
審査会
委員:60人
10合議体
2 採決
全員一致で可決
議案第11号
介護保険条例改正
1 概要
税制改正に伴い
給与所得控除最低額
55万円 → 65万円
となる影響を調整するため
令和8年度のみ
保険料段階への影響を遮断。
また
申請によらず減免可能とする。
対象者
約3,000人見込み
2 採決
全員一致で可決
議案第12号
放課後児童健全育成事業条例改正
概要
放課後児童支援員の資格要件に
地域限定保育士
を追加
目的
支援員確保
採決
全員一致で可決
議案第13号
前畑遺跡保存活用計画策定委員会条例
概要
国史跡
前畑遺跡
の保存活用計画策定のため委員会設置。
遺跡
土塁遺構
長さ558m以上
古代大宰府防衛施設との関連が指摘されている。
事業期間
令和8〜9年度
採決
全員一致で可決
議案第30号
奨学資金貸与事業特別会計
1 目的
経済的理由により進学が困難な生徒に対し、進学を支援するための奨学金制度。
福岡県等の奨学金制度を補完する位置づけで実施されている。
2 令和8年度予算
歳入歳出総額
763万8,000円
※奨学資金貸与事業特別会計予算総額
歳入の主な内訳
一般会計繰出金
298万1,000円
(その他は貸付金返還金など)
歳出
奨学資金貸付金
758万4,000円
貸付予定人数
継続
12人
新規
8人
合計
20人
3 奨学金制度の現状
滞納者
47人
滞納額
約1,085万円
収納率
現年度
69.83%
滞納分
8.72%
※市説明
4 主な質疑
(1)高校授業料無償化との関係
委員
高校授業料無償化が進む中で
制度の見直しは必要ではないか。
執行部
授業料以外にも
教材費
通学費
部活動費
などの費用がある。
国の制度動向を見ながら
今後検討していく。
(2)滞納問題
委員から
滞納額の計上方法
滞納者の実態
について疑義が示された。
一度審査を後回しとし
執行部から追加説明を受けた。
4 採決
全員一致で可決
議案第34号
障害支援区分審査会特別会計
歳入歳出
約1,512万円
審査件数
約1031件予定
採決
全員一致で可決
3 陳情・請願
陳情第7号
予防接種後副反応疑い報告書写しの送付に関する陳情
審査結果
周知
陳情第2号
mRNAワクチン・レプリコンワクチン接種事業中止の意見書提出を求める陳情
審査結果
周知
4 所管事務報告
1 高齢者肺炎球菌定期接種
2 新型インフルエンザ等対策行動計画改定
3 第10期介護保険事業計画策定
4 外部評価結果報告
5 暮らしの困りごと相談窓口新規事業
6 教職員駐車場有料化
7 通学路合同点検
5 所管事務調査
1 インクルーシブ教育
2 第二次地域福祉計画実績
6 委員会の主な議論
今回の委員会では特に
①保育人材不足
②待機児童対策
③奨学金制度
④障害支援区分審査体制
⑤感染症対策
⑥生活困窮者支援
が主要テーマとなった。
春口あかねの見解
子育て支援
こども誰でも通園制度は産後の母親や子育て家庭にとって非常に重要な制度です。
一方で子どもの安全を守るためには、保育士の専門性、人材確保、働き方改善が不可欠です。
保育士、看護師、介護士などのエッセンシャルワーカーを支える政策を、今後も議会で議論していく必要があります。
奨学金制度
奨学金制度については、これまでも一般質問でとりあげてきまひた。
現在の奨学金制度は卒業後に多くの若者が大きな返済負担を抱える構造があります。
学びたい人が経済的理由で進学を諦めることがない社会を目指し、奨学金制度、返済の仕組みについて見直しを検討していく必要があると考えています。
春口あかね